コーチングのテクニックを機能させる信頼感
コーチングを機能させるには、コーチングをする人と受ける人との間に信頼感がなくてはダメとの指摘はそのとおりと思う。とかく、オープンクエスチョン、クローズドクエスチョン、うなづき、あいづちといったテクニックに偏るコーチングの本が多い中で、コーチングを機能させるには、EQにより、他人の感情を理解したり、自分の感情をうまく表現してよりよい人間関係を築くことが大切というのは納得。この本で一番面白かったのは、忠臣蔵の場面。吉良上野介は浅野内匠頭に対して、意地悪をしたのではなく、コーチングをしただけであった。ただ、相互に信頼関係がなかったために松の廊下での殺傷事件に発展した、との仮説は楽しかった。コーチングと赤穂浪士の相関関係など考えたこともなかった。
コーチングに対する問題提起の本
ここに書かれていることに全面的に賛同だな。 日本にコーチングの概念が入ってきて何年か経ち。 この本に書かれているようにコーチングも第2期目に入っている感じがある。そして、コーチングを支えるのは技術でなくて信頼感。 この本ではそれをEQという表現で説明している。 コーチング的会話やコーチング的質問に違和感を覚える人が実は多いのも事実。 それはこの本でも説明されているように、前後の脈略を無視した借り物のコーチング的質問になっているからだ。 もっとも、スキル重視にしたからこそ、ここまでコーチングが広まったという感じもしないでもないが・・ ここに書かれているEQ的力をどうやって伸ばすのか。 これから間違いなく求められる事だと思う。 本の始めにも書かれているが。 この本は問題提起の本である。 なので、実際コーチングに関わっている人。 あるいは、何か原因でコーチングから離れてしまった人。 そんな人にとっては必読書となるはず。
関西弁で書いてほしい本である
本書の使い方としていろいろ想定されるが、コーチが自らのフォームつまり軌道修正のために、使うという使い方が一番使えるのではないでしょうか? 本書に関しては具体的なスキルというよりも、そのスキルあるいはテクニックを機能させる背景としての「あり方」あるいは「パラダイム」が書かれてある。 actualというよりも、abstractという観点から使うと役に立つだろう。また、こういった本がコーチング関係では実は少ない。「弓と禅」とか「アポロ13号」のようなコーチとしては絶対に必要なセンス、勘所が書かれているのはコーチング本ではないところに実は多く書かれているが、本書は、そのセンスに言及した本である。 ユーモアのセンスと熱いハートの上村先生を感じていただければ、と思います。
新たな発想には五つ★。でも残念ながら役に立ちません★二つマイナスです。
EQに関する書籍は理屈っぽくわかりにくいものが多いです。その中で、この本は分かり易い部類に入ります。コーチングがうまく機能しないのは何故か?このへんも的確な説明です。コーチングへの問題提起という点で、私も参考にしたくて購入しました。人の気持ちに共感できない者はコーチングスキルも効果的には活用できない。そのとおり、私も1票。でもEQ的な能力を高め、コーチングを効果的に行うための答えはこの本からは見い出せません。EQの高い組織を作る。人間関係を築く。リーダーのEQを高める。リーダーシップのある推進者を選ぶ。・・・ でもどうやってそれを現実のものとするのでしょう。地に足がついていない単なるコーチングスキルの紹介本となんら変わりません。どうしても尻切れトンボです。壁や困難を乗越えて、どう実現するのかその答えが欲しいのです。本棚の飾りがまた1冊増えたような気持ちです。
信頼関係のないコーチングへの問題提起
今や「コーチング」という言葉はビジネスパーソンの多くが知っている。 雑誌で大々的に取り上げられたり、書店ではコーチングのコーナーが設けられていることも珍しくない。 本著は、「コーチング」に対して間違った認識をもち、「コーチング」を行なってしまう人がいることを問題提起している。 特に印象深い指摘は、『信頼をもたれていない相手にコーチングをしても通じない』ということ。 例えば、相手が「この仕事はどうすれば効率がいいのでしょうか」と聴いてきたとする。それに対して「あなたはどうすれば効率がよくなると思いますか?」と返しす。コーチが信頼されていれば、相手は考えてくれるかもしれない。しかし、信頼されていなかったらどうだろう。 「答えを教えてくれない」「意地の悪い人」と思われるのではないだろうか。 「まず、信頼を持ってもらえるよう、努力することが大事だ」と学んだ。 @コーチ自身が成長していく。 A評価せず聴く B相手の成長を信じる
あさ出版
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