台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸を張りなさい



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台湾人と日本精神(リップンチェンシン)―日本人よ胸を張りなさい
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日本人元来の「公」美徳精神の再評価

 日本統治時代(一八九五?一九四五)に生まれて、日本人教師たちから愛され「公」の観念を学んだ結果、素朴に日本国家という「公」を愛するようになって一人の個を形成した著者・蔡焜燦氏。中国人に見出せぬ一方台湾人にある「公」の道徳観こそは、当時の日本による教育に根ざすもので、この倫理基準こそは台湾が“他の近代国家と伍して恥じない”秩序ある法治社会を築く精神的土壌となったことを反芻。著者は今日台湾所属ながら、「公」をはじめ勤勉、正直、約束遵守、犠牲的精神などの美徳を、日本人が元来伝統的にもつ「日本精神」として価値視しています。現地に蔓延した伝染病を駆逐した後藤新平氏、嘉南大しゅう(漢字は土へんに川)(台湾南部・嘉南平野に農業を開拓した「烏頭山ダム」と水路網)に献身した八田與一氏、日月潭(にちげつたん)の水力発電事業(台北・高雄間大電力送電を実現)や司法・教育改革を断行した明石元二郎氏…。台湾における数多の日本人功労者の紹介、その底辺をなす日本人固有の精神的美徳、またこれを受継ぐ李登輝前総統や許文龍氏ら台湾人士たちの美談の数々とともに、そういう“日本”を衷心から愛する著者の率直な心情がひしひしと伝わってくるのが本著の素晴らしいところ。一人の日本人読者として私は、これら列伝の日本人に素直に敬意を表し、彼らを範として赴任地に尽くすべき自己の位置を確認しました。また自分自身が日本人本来の美徳に力強く立ち、子孫に遺してゆくべく責任を痛感しました。歴史についての“無知”“虚構”の逆風教育環境を逸早く克服、日本人がその美徳を回復し自信をもって体現していくことが、アジア全体の為に資すると著者も激励。この美徳・価値観を共通の土台として、国境のない豊かで麗しい文化的・経済的関係を、日本と台湾、日本人と台湾人が様々なチャネルを通じて堅固に築き、モデルとして提示していくべきでしょう。日本教文社から単行本、小学館から文庫本で出版。
日本の近代史に新しい視点を与えてくれます。

昔日本人だった台湾の方からの日本にたいする応援の言葉です。
約50年間に渡る日本の台湾統治の実態、公共インフラの整備・教育制度の充実・内容がいかに素晴らしかった
かを実例をあげて説明してくれています。

「日本精神」とは、「勤勉で正直で約束を守る。」こと。 「公」の精神を日本の戦前の教育で学んだこと、
それが台湾の発展の基礎になった。

 これに対して、戦後の蒋介石による台湾統治の内情のひどさ、「戦後賠償放棄」といいながら台湾に残る膨大
なインフラを接収して私物化していた事。  その「無法無私」の精神とは、私の目の中には法もなければ天も
ない、私そのものが“法律”であり“天”である。  法とは“紙幣”、天とは正義。 逆に言えば「金がなけ
れば正義もない」との中国社会(当時)の問題点も明らかになります。

 戦後の「自虐史観」で教育を受けた方には必読の書です。 日本の近代史に新しい視点を与えてくれます。
 

かつての日本人の精神に触れる最高の書

この書は、大東亜戦争までの日本人の精神を克明に伝えてくれる至上の良書である。
著者蔡焜燦氏は日本軍の兵士としても従軍し、故司馬遼太郎氏とも交友のあった方、司馬氏の台湾紀行の中でも著者のことが触れられている。
著書の内容は、日本統治時代の台湾における日本の業績や日本人の行い、そして台湾人との精神的触れ合いなどが記されている。
道路・鉄道・港湾・灌漑用水・ダム・上下水道・医療施設等々の整備はすでに多くの方が知るところであるが、日本人個人の所業なども紹介され、胸を打つ出来事が満載である。
六士先生に代表される教師達の思いやり溢れる教育、警察官の我が身と私財を投じての愛と思いやりの所業など枚挙に厭わない事実が記され、同時に台湾民族の、受けた温情には至上の愛情で応える精神が伝えられている。
日本人の温情には死をも厭わない行動で応える台湾人の精神である。
著者は、これらを日本統治によって培われた日本精神であると言う。教育勅語や日本古来の武士道精神から育った公を律する精神・勤勉・滅私の精神・恥の文化などである。
しかし、著者は今日の日本の荒廃を強く憂いでいる。かつて日本精神を伝授してくれたかつての同胞の多くが、今日過去の歴史を断絶し、先人の努力と犠牲に感謝の心を持てなくなっていることは、誠に偲び難いことと嘆かれている。かつての日本人は立派だった。そして、日本を心から理解し、日本の行く末を案じているのは台湾人であると。
多くの方がこの書に出会い、日本の先人の方々に感謝できる日の訪れんことを願いたい。
戦争を知っている世代の台湾人が書いた日本と日本人

  台湾近代化の父・後藤新平の座右の銘
  「金を残す人生は下、事業を残す人生は中、人を残す人生こそが上なり」

  水力発電事業で成果を残した第七代台湾総督の陸軍大将・明石元ニ郎
  「余は死して、護国の鬼となり、台民の鎮護たらざるべからず」
  と残し、台湾の土となる。

  台湾旅行の空港での待ち時間で読む。

  内容が濃く非常に面白い。
  日本の右翼か?と思うほどの親日家(愛日家)である彼の文章には
  非常に説得力を感じる。
  次は、戦争を知らない世代と知っている世代の外省人の台湾に関する本が
  あれば是非よんでみたい。
日本は日本だけのものではない

李登輝さんの書いた「台湾の主張」も素晴らしかったが、この本も大きな勇気を与えてくれる。傲慢になるか卑屈になるかどちらか極端になり易いが、どちらも拒否した「平常心」こそが求められていると感じる。現在の日本が失った「公」や「利他心」が台湾に生きていることに心を動かされ素直に感動した。



日本教文社
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