登記簿はここを読め!



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登記簿はここを読め!
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若手の司法書士4人が、取引先等の信用度を調査するうえで必要となる登記簿の読み方を豊富なサンプルを織り込み、わかりやすく解説した書である。

著者によると、不況ということで取引先等の信用調査を行うことの重要性、必要性が高まっているが、信用調査というとコストがかかり、また、資料の分析にはある程度の知識が求められるというイメージが一般的にはあるという。ところが実際には、身近で簡単な方法があるのだ。それが、登記簿の活用なのだという。

本書では、不動産の権利関係が記載されている不動産登記簿や会社についての情報が記載された商業登記簿に関して、第1部で基礎知識が、第2部で登記簿を読む実践的テクニックが豊富なサンプルを伴って説明されている。実践的な内容としては、資産隠し、悪質な金融業者、相続人の間の紛争、係争中、差し押さえ、銀行回収、仮登記、本店移転、業務執行停止、内紛、解散などの事例が登記簿からどのようにして読み取れるか解説されている。

登記簿に関する書となると、法令関係の難しい解説が多い書が多いが、本書は登記簿の実例を主体に解説が進められており、読みやすくなっている。法令を知らない者にとってもわかりやすく、また専門家にとっても素早く参照できる書となっている。(木村昭二)



読み物としてもおもしろい。

 本書では、様々な登記簿のサンプルをあげ、所有者(商業登記簿の場合
法人)が置かれている状況を推測している。例えば、上限金利ぎりぎりの
根抵当権が設定されている登記簿では、貸主が個人名である事や債権の範囲
が広い事などから、貸主は悪徳金融業者であり、実際は、登記されている
より、高い金利で借りている可能性を指摘する。
 当然可能性にすぎないのだが、実務ではこういった経験に基づく知識が
必要となるのではないだろうか。不確かな事を書くのには勇気がいったと
思うだけに評価する。
 プロが注目する点は、読み物としても興味がもてる。本書を読んで、登記
簿を今までと違った視点で見れるようになった。お勧めです。
 
こんな本を待っていた!

とても参考になりました。こうした本はあるようでなく、「あれば買うのに」と思っていた矢先、この本に出会い、すぐに買い求めました。

不景気のなか、中小企業をはじめ、大企業の営業マンも、取引先の不渡りなどにビクビクしております。そうした時に、この本は、手軽に格安で自分でもできる手引きとして、重宝します。

これだけの広範囲な内容について、著者の方々もご苦労されたかとおもいます。企業関係者の多くの人の座右の1冊になると思います!



日本実業出版社
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